自己紹介

私は、私の子供達の分と併せると、同族が経営する会社の株式の約39.21%、その子会社の株式の12.25%を有する株主でした。その会社は、創業者の長男である私の夫が心血を注いで育てあげた会社だったので、私にとってとても大切な会社でした。会社の株式は、元々長男である夫(約39.21%)と、他の兄弟2名(約36.39%と約22.02%)の3名の兄弟で保有していました。会社の要であった夫が亡くなった後、兄弟間の均衡が失われ、3兄弟間で家族を巻き込んだ争いが生じました。その後、私どもを除いた兄弟間で株式の譲渡等がなされ、最終的に現社長家族が会社の株式の約60.2%を得て支配権を確立したことにより、私どもの家族は会社の経営から締め出されてしまいました。

牛島総合法律事務所に依頼したきっかけ

現社長が会社の株式の過半数を有し、支配権を確立していたため、私たち家族は会社に戻ることができず、非常に難しい状況に置かれてしまいました。また、牛島総合法律事務所にご相談に伺う3年ほど前、現社長家族が他の家族を丸め込んで支配権を得た直後から親会社の株式の配当が止まったので、売却もできない株式に困っていました。他方で、現社長は会社の財産を自分の思うままに利用して、不正行為を行っていました。そのような状況の下、現社長が先代の社長から事業承継をしたのを契機として、私ども家族と現社長側の間でいざこざが生じ、その解決案として、現社長側から、私たち家族の株式を買い取るとの提案がされました。
 しかし、現社長側からの提示額は、会社の価値からすると到底納得できないほど低額で、馬鹿にされたようで悔しく、現社長に一矢報いてやりたいと考えていました。そんな時、牛島総合法律事務所の存在を知り、相談することを決めました。

牛島総合法律事務所の印象

牛島総合法律事務所に相談すると、先生方は、私の悩みや会社の現状を理解して、すぐに現社長の不正行為の調査を開始してくれました。先生方は、何度も会社や裁判所に足を運んで、会社や会社の子会社の資料等を確認し、現社長の不正行為の証拠を掴み、現社長が、会社の財産を自分の思うままに利用するのみならず、会社や子会社の財産を自分の下に移していることがわかりました。先生方は、現社長の不正行為を止めようと、職務執行停止仮処分を申し立てたり、解任の訴えを提起したりしてくださいました。
 現社長は、先生方が調査・裁判を行った後も、不正行為を止めず、むしろ自己保身を行おうとしました。先生方は、現社長の自己保身に対しても、取締役の違法行為差止仮処分、株主代表訴訟等の様々な会社法上の手続を利用して、何年にもわたり、会社のガバナンスのために闘い続けてきました。
 先生方からは、定期的に、裁判の状況、案件の進め方や戦略について、ウェブ会議等でご説明いただいていたのですが、先生方のご説明を聞くたびに、先生方は、私どもが考えているよりも多くのことを考え、先を見据えて頑張ってくれているのだと感動していました。
 また、裁判では、先生方が書面を作成してくださったのですが、毎回クオリティの高さに驚いていました。

結果

裁判においては、私たちの主張のほとんどが認められてきましたが、現社長は、裁判所に不正行為を指摘されても、一向に不正行為を止めず、裁判でも常に争って、上訴や抗告をしてきました。
 そのような状況でしたので、今後も、現社長との紛争は収束することはないのではないか、現社長による不正行為とのいたちごっこが続くのではないかと考えていましたが、先生方の裁判や仮処分をずっと見てきた裁判所が和解を強く勧め、最終的に、私どもの株式については、当初提案してきた額の2.3倍以上の価格で現社長側に売却する和解をすることができました。
  上で述べたとおり、長い間、裁判所での争いが続いていたことや、現社長の性格から、和解できるとは全く思っていませんでしたので、相手方が和解に応じたことには非常に驚きました。和解という形ではありますが、実質的には私どもの勝ちであると感じています。これも、担当してくださった先生方の説得的な書面と、現社長の責任を徹底して追及し続ける熱心な訴訟活動のおかげだと思います。

弁護士費用について

ガバナンス上の多数の問題を裁判で争い、解決まで約5年間を要しましたが、着手金なし、完全成功報酬で受任してくださったため、負担がほとんどなく、また、非常に安心でした。

少数株主でお困りの方へ

牛島総合法律事務所の存在が無ければ、私の夫が育てあげた大切な会社の株式を低額で買い叩かれていたと思います。
 私どもは、今回ご相談に伺ったことで、自分達の権利を正しく行使し、また、現社長の不正行為も追及することができたと感じていますので、同じように悩まれている少数株主の皆様にも、ぜひ牛島総合法律事務所の先生方を頼っていただきたいと思います。