【非上場会社 株式売却事例】山川理絵(仮名)様:鋼材販売業、家族3名で約24%の少数株主

自己紹介

 私は80代の無職の女性です。遺産相続で夫の一族が代々経営する会社の株式を相続しました。
 相続した株式の評価額は高額で、税金もそれに見合う金額になりました。自分の死後、高額な相続税で子供が苦しまないためにも、株を手放そうと決心しました。しかし、夫が生きていた時に現経営者に相談するも断られ、何人かの法律家の方に相談するも手だてがないと言われたことから、どうしたらよいか分からず暗澹たる思いで日々を過ごしていました。

牛島総合法律事務所に依頼したきっかけ

 弁護士を通じて法的に解決する以外の道はないと、インターネットで探しあてたのが牛島総合法律事務所です。ウェブサイトには少数株主の抱える問題についての内容や体験談などが分かりやすく書かれていて、これから私たちが依頼した場合の展開が想像できました。早速購入して読んだ牛島先生著『少数株主』は少数株主救済の物語で、先生の事務所なら私の味方としてこの問題を解決してくれるのでは、という期待から、問い合わせることにしました。

事務所の対応

 夜9時過ぎにメールで連絡をしたにも関わらず、藤井先生からはすぐに電話をいただきました。迅速な対応もさることながら、私のまとまりのない話を遮ることなく聞いてくれたことで、味方になってくれるのでは、という期待が、信頼に変わりました。
 初めて事務所を訪れた際には藤井先生と担当弁護士の先生方が専門家の観点から私の現状について分かりやすく説明し、事務所に依頼した後の手続きや発生する報酬・費用なども理解できるまで教えてくれました。また、代表の牛島先生ご本人が挨拶に来てくれたことで、大きな事務所にも関わらず私のような小さな案件でも大切に扱ってくれるという誠実さを感じました。
 その後は齊藤先生が窓口として、きめ細やかに対応してくれました。裁判することになり、先方からの内容に感情的になったり、確認する必要がある記憶がとりとめのない話になったり、私とのやり取りはさぞ根気が必要だったと思います。嫌な顔ひとつせず、常に正確な情報を迅速に提供していただいたおかげで、牛島総合法律事務所に解決まで安心してお任せすることができました。
 裁判を担当いただいた東山先生には裁判中に数々の力強い発言があり、これまで私や子供が我慢して言えなかったことを代弁してくれたと思うことが度々ありました。同族会社という閉鎖された世界で、誰にも理解されなかった内容を、先生方や裁判官にただ知ってもらえたことで、心のつかえが取れた気持ちになりました。

結果

 牛島総合法律事務所に相談のメールをしてから約1年半で、裁判を経て和解に至りました。子供は裁判をするにあたって、80代の私が健康を害さないよう早期決着を希望していたので、裁判が長引かなかったことがなによりだと満足しています。

弁護士費用

 完全成功報酬だったため、年金暮らしの私も会社員の子供も大きな金額を用意する必要なく安心してお任せできました。状況次第で発生する費用については事前に説明があるので、不明な点は何度も確認できました。

少数株主のみなさま

 私は80代の無職の女性で、非上場株式会社の少数株主でした。その株式は、ただ持っているだけなのに、自分が死ぬと相続で莫大な税金が発生する厄介なものです。
 同じような境遇の方は、一日も早く解決のために動き出すことをお勧めします。
 今回初めて裁判を経験し、裁判は弁護士さんとの二人三脚で走るものだと感じました。私から言えるのは、牛島総合法律事務所の先生方は力強い相棒だということです。